大和エリアのご案内

越後三山と魚沼丘陵に囲まれた大和エリアには、美しい風景の中にひっそりと隠れるように古刹名刹が点在している。数百年以上続く伝統的な祭事が引き継がれ、中には奇祭や修行と呼ばれるものもあり、多くの観光客や参加者が訪れる。南魚沼市で唯一の新幹線駅JR浦佐駅から徒歩圏内に裸押合祭りの毘沙門堂、浦佐温泉、やな場などが集中しており、気ままに途中下車してみては如何ですか。心を揺さぶる感動の風景やシンパシーと出会えるかもしれません。

見応え十分！

約1,200年前、四道将軍坂上田村麻呂により建立された古刹。総ケヤキ造りの「桜門」や江戸後期の絵師・谷文晁による「八方ニラミの龍」双龍図板絵、また、山門のニ階には、毘沙門天二十八使者像と極彩色豊かな二十三枚の天女の舞絵姿、釈迦出山の図、十六羅漢図などの寺宝が納められています。

スタッフいちおし！

浦佐裸押合大祭

国の無形民俗文化財である裸押合大祭は日本三大奇祭の一つに数えられます。多くの信者が参拝に集い、もみ合い押し合いようになり、合わせて、五穀豊穣、家内安全などを祈り、祝宴の中で歌い踊ることで士気を鼓舞することが起源とされています。上半身裸の男衆が「サンヨー、サンヨ！」の掛け声と共に押合う様はまさに勇壮な日本のまつり。毎年正月三日に行われ、一般の方も男性であればどなたでも参加自由です。ちなみに愛知県出身のスタッフも参加しました！ さらに詳しく

独特の味わい、空気感

曹洞宗の名刹。ひときわ目を引く白亜の観音堂はインドグプタ王朝の様式が取り入れられた建物で、東洋のミケランジェロ石川雲蝶による透かし彫りが廊下欄間に現存しています。雲蝶が好んだとされる獏（ばく）や麒麟（きりん）が生き生きと彫られており、これらを目当てに全国各地から参拝者が訪れます。その隣の妙光堂は日本の優れた建築10傑のひとつに数えられており、120体の仏像が安置されています。

ちょっと寄り道

浦佐やな場

清流魚野川のやな（簗）。夏から秋にかけては鮎、春は山女魚、カジカ、秋には子持ち鮎など、通年、新鮮な川魚を頂けます。川風を感じ、せせらぎの音に耳を傾けながら食べる桟敷席は夏に涼を感じられる最高の特等席です。
JR浦佐駅から徒歩10分 / 参観無料（内陣・寺宝館は300円） / 営業：11時～18時 / 水曜休（7～9月は無休） / 駐車場あり

真赤な炭の上を素足で渡る迫力の神事

霊山八海山を祀り、山岳信仰の霊場として人々に崇拝されてきた神社。境内の大鳥居（高さ8.5m、直径70cm、長さ6m）は、御影石造りの一枚岩の鳥居としては日本一といわれています。年に3回行われる火渡大祭は200年ほど前に始まった祭事。一般の方も参加できます。祭壇の前に積み上げた杉木が燃え尽き、真っ赤な炭になったところを素足で渡ります。特に10月に行われる大崎口里宮の火渡大祭は県内外から多くの信者や観光客が訪れ、賑わいを見せます。

スタッフいちおし！

八海そば

八海山周辺でよく見かける「八海そば」の看板。八海山の懐で栽培されたそば粉を原料に八海山の伏流水を使用した風味豊かな絶品蕎麦です。八海山尊神社に隣接する宮野屋は霊山八海山の登山軌道口にあり、味も雰囲気もおススメです。

絶品スイカの食べ放題。まさに贅沢の極み。

甘くておいしい！と市場でも大評判の八色スイカ。大和の八色原を中心に栽培されている甘くてシャリッとした触感が大人気です。生産数が少ないため、関東方面にはなかなか出回りません。会場内ではそんな貴重なスイカを産地価格でご提供。しかも期間中はこの八色スイカの食べ放題が毎日行なわれている超お得で美味しいイベントなのです。南魚沼を代表する夏休みイベント決定版！

ちょっと寄り道

あぐりぱーく八色（八色スイカと天恵菇）

大和の特産物といえば八色（やいろ）スイカと天恵菇（てんけいこ）。旧大和町八色はスイカの名産地♪ジューシーで糖度が高く、しかも大きい。また、天恵菇はいわゆるジャンボしいたけ。直径は15センチあり、肉厚でしかも味は最高です。八色スイカ、天恵菇ともに、あぐりぱーく八色でお買い求め頂けます。
JR浦佐駅からクルマで3分 / 時間：9～18時（5～11月）、10～17時（12～4月） / 休：12～4月の毎週木曜日、年末年始ほか / 駐車場あり WEB