中ノ岳は越後三山(八海山、中ノ岳、越後駒ケ岳)の中央にあり、最も標高が高く、半月状のなだらかな山頂から”お月山”とも呼ばれています。古くから八海山、駒ケ岳、兎岳を経てくる縦走路として利用され、十字峡から登るコースが唯一の単独コースです。江戸時代から金山や砂金採りのため多くの入山者があった十字峡コースは頂上まで6時間。頂上には40~50人収容の鉄骨造りの避難小屋があります。
標高 | 2,085m |
山開き | 例年6月下旬~7月下旬 |
小屋 | 緊急避難小屋あり |
対象 | 上級 |

登山道の状況
- 登山口に向かう道路は、県道・市道ともに11月25日9時から冬期閉鎖予定。
- 避難小屋は雪囲い・天水タンク撤去済み。冬期は積雪が低い場合は入口の戸板を外せば使用可能。(収容人数40人、協力金あり)
- 山頂への途上に水場はなく、最寄りの水場までは山頂から八海山側へ1時間かかる(祓川)ため、水分は余裕をもって用意のこと。
- 登山口付近の十字峡は、山々に囲まれてた渓谷であるため携帯電話の電波が通じにくい。タクシーなどへの連絡は尾根上でした方がよい。
- 十字峡登山センターの利用は事前予約不要。利用の際は利用料1,000円が必要(料金箱に投入)。
登山ルート
十字峡から中ノ岳(上級者)
野中-<2時間>-十字峡-<1時間50分>-二合目(千本松原)-<2時間30分>-五合目-<1時間40分>-小天上-<1時間50分>-池ノ段-<25分>-山頂
アクセス
六日町駅から登山口までバスで40分。徒歩110分。クルマで20分。
お問い合わせ
南魚沼市商工観光課 025-773-6665
新潟山のグレーディング
新潟県の各登山ルートにおける体力度・難易度を一覧表にまとめたものです。登山者自身の力量に合った登山ルート選びによる、山岳遭難事故の未然防止のためにご活用ください。
登山計画書の提出
インターネット・メール・郵送・FAXにより、登山計画書の事前提出が可能です。